29日の満月は今年最後のスーパームーン、普段より大きく明るく

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満月を眺める家族連れ=8月1日、スペインのグラン・カナリア島/Borja Suarez/Reuters

満月を眺める家族連れ=8月1日、スペインのグラン・カナリア島/Borja Suarez/Reuters

(CNN) 29日の夜空を照らす「ハーベストムーン」の満月は、今年4回目で最後となるスーパームーンでもある。

9月の満月は米東部時間の29日午前5時58分(日本時間同日午後6時58分)ごろ、明るさがピークに達する。米航空宇宙局(NASA)によると、翌朝まで明るく輝き続ける見通しだ。

スーパームーンは一般的に、通常よりも地球に近づき、夜空で大きく明るく見える満月と定義される。地球からの距離は36万1867キロ。平均よりも約2万2604キロ近い。今年最も地球に近かったのは8月30日のスーパームーンで、地球からの距離は35万7200キロだった。

NASAによると、9月のスーパームーンは平均的な満月よりも約5%大きく、13%明るく見える。

ハーベストムーンと呼ばれるのは、この満月が23日の秋分の日に近く、収穫の季節に当たることに由来する。かつて農家は初霜が降りる前に収穫を済ませようと、明るい月の助けを借りて夜半まで作業を続けた。

この季節の夜空では惑星も観測できる。土星と木星は東から上り、金星は夜明け前に現れる。水星は夜明け前に東の地平線近くに見える。

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