昔の恋人の名を付けた野良猫を去勢、バレンタインの寄付キャンペーン 米保護団体

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米国の動物保護団体がバレンタインデーを前に、野良猫に昔の恋人の名前を付けて去勢・避妊しようと呼びかけるキャンペーンを展開している/Homeward Bound Pet Adoption Center

米国の動物保護団体がバレンタインデーを前に、野良猫に昔の恋人の名前を付けて去勢・避妊しようと呼びかけるキャンペーンを展開している/Homeward Bound Pet Adoption Center

(CNN) 米ニュージャージー州の動物保護団体がバレンタインデーを前に、野良猫に元カレまたは元カノの名前を付けて去勢・避妊しようと呼びかけるキャンペーンを展開している。

同団体に寄付すると、自分の元カレまたは元カノの名前を野良猫に付けてもらい、その猫を去勢または避妊してもらえる。命名してもらうのに必要な寄付金額は1匹につき50ドル(約7400円)。

インスタグラムの投稿によると、このバレンタインキャンペーンは、野良猫を捕獲し、避妊・去勢して元の場所に戻す「TNR活動」の一環。

「TNRは野良猫の頭数を抑制して繁殖の循環を断ち切り、迷惑な猫が生まれるのを防ぐために欠かせない」と同団体は説明し、「皆さんの寄付によって、地域猫や世話している人たちのための避妊・去勢手術の費用が抑えられる」と呼びかけている。

TNRは全米の保護団体やボランティア団体が実施している活動で、大手保護団体のASPCAは「地域猫の頭数を管理するための人道的かつ効果的な手段」と位置付けている。

各地の保護団体や動物園は毎年バレンタインにちなんで寄付を促そうと、ユニークなキャンペーンを展開している。

例えばテキサス州のサンアントニオ動物園は、ゴキブリに元カレ・元カノの名前を付けて動物の餌にしてしまおうと呼びかけて寄付を募った。

ケンタッキー州の動物保護団体は2021年、たった10ドルの寄付で、自分が選んだ名前を猫トイレに書き入れてもらい、かわいらしい子猫が用を足すのに使ってもらえると発表した。

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