富士山まだ冠雪なし、130年の記録破る遅さ
気象庁の9月の発表によると、日本の今年の夏は、1898年に統計を取り始めて以来、最も暑かった。
異常な暖かさは秋になっても続き、非営利観測機関のクライメート・セントラルによると、10月第1週の気温は少なくとも74都市で30度以上を観測した。
夏の異常な猛暑は日本だけの現象ではない。今年の夏の世界の気温は2年連続で記録を更新し、2024年は観測史上最も暑い年になる見通しだ。
富士山の冠雪の遅さは、世界が今後どうなるかを示す憂慮すべき兆候かもしれない。冬の温暖化は積雪、観光、地域経済、食料や水の供給、さらにはエネルギーにも影響を及ぼす。