132年前の沈没船、北米スペリオル湖で発見
132年前に沈没の船、北米スペリオル湖で発見
(CNN) 北米のスペリオル湖で132年前に沈んだ船の残骸が見つかった。
北米五大湖の沈没船の歴史に関する活動を行う団体によると、残骸は「ウェスタンリザーブ号」のもの。同船は船体全てが鋼鉄で作られた貨物船として五大湖を航行した最初の船の1隻だった。
上記の団体は最新のソナー技術を駆使し、湖面から180メートルの深さに位置する残骸を発見した。船体は二つに断裂していた。
1892年8月、ウェスタンリザーブ号は五大湖を横断する予定で出発。しかし悪天候によって船体が破壊され、沈没した。
乗員は湖岸へ逃れようとしたが救命ボートが転覆し、27人が死亡。生存者は1人のみだった。