米シカゴ発のエア・インディア機、トイレが詰まり引き返す

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エア・インディアの旅客機が機内にある複数のトイレが、布切れや衣服、ポリ袋で詰まったため、米シカゴに引き返していた/Urbanandsport/NurPhoto/Shutterstock

エア・インディアの旅客機が機内にある複数のトイレが、布切れや衣服、ポリ袋で詰まったため、米シカゴに引き返していた/Urbanandsport/NurPhoto/Shutterstock

(CNN) 米シカゴからインドの首都ニューデリーへ向かっていたエア・インディアの旅客機が、出発から約5時間後に引き返していたことが分かった。機内にある複数のトイレが、布切れや衣服、ポリ袋で詰まったためだという。

運航情報サイト「フライトアウェア」によると、引き返したのは5日のエア・インディアA1126便。

エア・インディアの報道担当者によれば、まず出発の1時間45分後、一部のトイレが故障していることに乗務員らが気付いた。その後、機内に12室あるトイレのうち8室が使えないと判明。調べた結果、トイレにポリ袋や布切れが流され、詰まっていることが分かった。

同機は当時、大西洋上空を飛行中だったが、欧州の各空港は夜間の発着回数が制限されているため、シカゴへ戻る判断が下された。

同担当者は「もっぱら乗客の乗り心地と安全のみを考慮した判断だ」と説明した。

フライトアウェアのデータによると、方向転換したのはグリーンランド上空で、戻るまでの飛行時間は計10時間ほどだった。

乗客らにはシカゴでのホテル宿泊と、代わりのフライトが手配された。

同担当者によれば、エア・インディア機のトイレから異物が見つかったのは初めてではなく、ほかの便で毛布や下着、おむつなどが流されたこともあった。

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