五輪の歴史を彩った10の「変わった」競技とは
トランポリン
あなたが10歳のころ裏庭でやっていた遊びを思い浮かべるかもしれないが、れっきとした五輪種目だ。大会関係者によれば、技の難度や滞空時間などが評価の対象となる。
2000年から五輪種目に加わり、今大会でも男女ともに競技が実施される。
競歩
走ることなく相手を抜き去ろうとする競技、それが競歩だ。競技の前提に若干不思議な感覚を覚えるかもしれないが、五輪では1904年から実施され、歴史ある競技といえる。
選手は常に片方の足を地面に着けておく必要がある。今大会では、男子は20キロと50キロ、女子は20キロのレースがある。
障害物競泳
競技者はボートの上にはい上がり、ボートの下を潜り、ポールをのぼるなどしながら、200メートルの距離を競争する。1900年のパリ大会では、セーヌ川で実施された。
今回は実施されていないので、テムズ川のボートが被害にあうことはない。
ラ・キャン
フェンシングのような競技。サーベルの代わりに木製のステッキで戦う。1924年の五輪から実施されたが、現在は行われていない。