五輪の歴史を彩った10の「変わった」競技とは
クラブ・スインギング
まっすぐ立った競技者がボウリングのピンのようなこん棒を両手でくるくる回すなどして競う種目。複雑な動作ほど高い得点が与えられる。スポーツの歴史に詳しい専門家によると、新体操の前身となるスポーツだという。
五輪では1932年以降行われていない。
ローラーホッケー
1992年のバルセロナ大会でのみ実施された。アイスホッケーと同様のルールだが、ローラースケートをはいて競技を行う点が異なる。
シンクロナイズドスイミングのソロ競技
矛盾した語法に注意が必要かもしれない。何にシンクロ(同調)するのかといえば、自分自身に同調するのがこの競技のようだ。複数の選手で演じる場合と同じように、選手は水の中でバレエのように踊る。
誤解を招く種目名だとの指摘に対して、競技団体は「音楽と同調しているのだ」と説明する。
1984年のロサンゼルス五輪から始まったが、1992年のバルセロナ五輪を最後に五輪からは消えた。