F1のハミルトン、来季はメルセデスへ シューがシート失う
ロンドン(CNN) 自動車レースのフォーミュラワン(F1)に参戦するメルセデスは28日、マクラーレン所属のドライバー、ルイス・ハミルトン(英国)と来季からの3年契約を結んだと発表した。
同チームの正ドライバーはこれでニコ・ロズベルク(ドイツ)との組み合わせとなった。ハミルトンの移籍を受け、年間総合王者を計7度獲得したかつての第一人者ミヒャエル・シューマッハー(43、ドイツ)がメルセデスのシートを来季失うことになった。
ハミルトンは13歳の時、マクラーレンに加わり、2008年にはF1の年間総合王者に輝いた。メルセデスへの移籍に当たり、新たな試練への挑戦を楽しみにしているとの声明を発表した。
シューマッハーはF1から引退したものの10年にメルセデスのドライバーとして復帰。ただ、成績は振るわなかった。ハミルトンの移籍を受けて声明を出し、メルセデスでの3年間を楽しんだとし、ハミルトンとメルセデスの今後の成功を期待したいと述べた。今季の残りのレースに全力を尽くすとも語った。
マクラーレンでのハミルトンの後任にはザウバーに所属しているセルヒオ・ペレス(メキシコ)が決まり、来季はジェンソン・バトン(英国)とコンビを組むことになった。