ジダンの「頭突き」の銅像がパリに登場 W杯決勝を再現
仏代表MFとしてプレーしたジダン氏は1-1で突入した決勝延長戦でイタリア代表DFのマルコ・マテラッツィ選手に頭突きを見舞っていた。この後、退場処分を受け、試合はイタリアがPK戦を制し優勝していた。
当時、世界最高の選手との評判が高かったジダン氏による乱暴な行為は、国際サッカー界に衝撃を与え、メディアでも大きく取り上げられた。頭突きの原因はマテラッツィ選手が浴びせた悪態とされたが、詳しい発言内容は今なお不明。ジダン氏の家族をけなした言葉だったとも言われる。
ジダン氏はW杯ドイツ大会後に引退を表明し、頭突きの行為への謝罪も示した。現在は最後の所属クラブとなったスペインの名門レアル・マドリードで幹部を務めている。息子が3人いるが、全員がレアルのユースクラブに入っている。