CNN読者が選んだ「2012の顔」トップ10
6位 マララ・ユスフザイさん(パキスタン)
パキスタンで女性が教育を受ける権利を主張してきた15歳の少女。10月にイスラム武装勢力タリバーンに銃撃された。
国内では受けられない治療のために英国の病院へ搬送され、現在も入院中。パキスタンからザルダリ大統領も見舞いに訪れた。
地元の学校は「マララ公立高校」と名付けられ、国連は女性の教育を推進するキャンペーン「私はマララ」をスタートさせた。
5位 ジョゼフ・コニー指導者(ウガンダ)
ウガンダの反政府勢力「神の抵抗軍(LRA)」の指導者。LRAは過去20年以上にわたり、ウガンダ全土をはじめとする中央アフリカでテロ活動を展開してきた。
今年その名前をよく耳にしたのは、3月に米活動団体インビジブル・チルドレンが「コニー2012」と題したキャンペーン映像を製作したからだ。ユーチューブでの再生回数は公開から1週間で7400万回に上り、インターネットの影響力の強さをうかがわせた。