CNN読者が選んだ「2012の顔」トップ10
(CNN) CNN.comは同サイトの読者に対して、2012年の顔となる人物は誰かを決める投票を実施した。記者があらかじめ絞った20人のリストから1位から10位までを選んでもらい、1票ごとに1位なら15点、10位なら1点のように点数化した。2万4000人あまりの読者による投票の結果を、10位から順に紹介する。
10位 アウンサンスーチー議員(ミャンマー)
ミャンマーの民主化運動指導者、アウンサンスーチー氏は今年、国会の補欠選挙で当選を果たした。同氏の率いる国民民主連盟(NLD)が1990年総選挙で圧勝してから実に22年ぶりのことだ。
通算15年間に及んだ自宅軟禁から解放され、今年はロンドン、ワシントン、オスロを訪問。オスロでは91年のノーベル平和賞の受賞演説を行った。当時は息子が代理で授賞式に出席した。
9位 アラン・オリベイラ選手(ブラジル)
第14回夏季パラリンピック・ロンドン大会の陸上男子200メートル決勝で、「ブレードランナー」の異名をとる南アフリカのオスカー・ピストリウス選手を破って金メダルを獲得した。
ピストリウス選手は試合直後、オリベイラ選手の義足が長すぎると批判。国際パラリンピック委員会(IPC)は、全選手が競技の前に計測し、規定に従っていると説明した。オリベイラ選手は、ヒーローと慕っていた選手に疑いをかけられて「とても悲しい」と語った。