サラ・ジェシカ・パーカー、マノロブラニクCEOと靴ブランド
「恐れ多くもずうずうしく、パートナーシップを組みませんか、とジョージに言ったときは、どうせ断られるだろうという心の準備をしていた」とCNNとのインタビューで、パーカーさんは言う。隣のマルケムスCEOがすかさず「でもノーとは言わなかった。明日午前9時に僕のオフィスに来て、と言った」 と述べる。
この新しいシューズラインは、米国最大の高級デパート、ノードストロームの一部店舗で、本家ブランドより低価格となる195~500ドルで販売される。
「世界中の1000万人の女性の声を代弁しないといけないと思っている。ドラマや主人公キャリーを愛し、そして靴を愛する彼女たちがいたからこそ、成し得たことだから」とパーカーは言う。
「数百ドル、数千ドルの靴を作るのは楽しいかもしれない。でも、現実には、女性の多くは、そういった靴には手が届かない」とパーカーさんは語る。
パーカーさんの靴へのこだわりに妥協はない。「サラは『作る靴全部を履いて試す』と言った」とマルケムスCEOは述べる。「実際に履いて試すだけでなく、走ったり、通路を前後に歩いたり、靴の履き心地を確かめた」という。
パーカーさんは、「私はジョージに、親指の付け根への履き心地を何度も確かめた。私自身、良くも悪くも、何年もヒールで走り回ってきた。履き心地がどういうものかは良く分かっている」と付け加えた。