米国人のW杯チケット購入が増加、人気の上昇や近さが後押し
ブラジル全土の12都市を会場に、計64試合が組まれているW杯の観戦券の値段はチームや試合会場によって大きく異なる。
リオデジャネイロである決勝戦は5000ドル以下から始まり、高い方では2万ドルにも達する。これらのチケットの公式販売価格は440~990ドルとなっている。
ただ、アマゾン川流域のマナウスで行われる試合に目を向ければバーゲン価格でチケットを入手出来るチャンスがある。同市で組まれているホンジュラス対スイスの試合は20ドルで獲得可能だという。マナウスのスタジアムは洪水被害で建設が遅れていた。
ブラジル大会の観戦券は国際サッカー連盟(FIFA)により2段階に分けて売り出された。FIFAによると、今年4月の時点で発売済みの約160万枚の大半はブラジル人が手にしたという。
一部のチケットは空港などの特定の場所で発売中。先週には18万枚が新たに売り出された。