メキシコのエレーラ監督、熱烈リアクションが話題に
(CNN) サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で熱闘を繰り広げる選手たちに世界が注目するなか、ピッチの外で負けず劣らず注目を集めているのが、メキシコ代表チームのミゲル・エレーラ監督(46)だ。
ゴールが決まると選手を抱きしめ、地面を転げまわって全身で喜びを表現する。その姿が見たくてメキシコを応援するファンもいるほどだ。
ツイッターには名場面の画像とともに、「エレーラ監督のリアクションは史上最高」「ブロードウエーで上演してくれたら何年でも通ってしまいそう」といった言葉が並ぶ。
同監督は昨年10月に就任し、W杯予選で苦戦していたメキシコ代表を自信に満ちたチームへと生まれ変わらせた。
メキシコは23日、クロアチアを3―1で破って決勝トーナメント進出を決めた。監督はゴール後にDFアギラールに押し倒されるもすぐに立ち上がってGKオチョアと抱き合うなど、得点が決まるごとに喜びを爆発させた。試合後の記者会見では「人生の中でも最高にうれしい日だ」と語った。
29日に予定される決勝トーナメント第1戦で強豪オランダを相手にゴールが決まったら、エレーラ劇場はどんな高みに達することか。楽しみに見守るファンも多いことだろう。