スアレスかみつき疑惑、ツイッターで話題に W杯

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噛み付き疑惑への反応 W杯

(CNN) サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会でのウルグアイ代表FWのルイス・スアレス選手(27)によるイタリアDFへの噛み付き疑惑はツイッターなどのソーシャルネットワーク上で大きな反響を呼び、大半が同選手の過失を責めるものだった。

スアレス選手はこれまで同様の騒ぎを2度、ピッチ上で起こしている。最初はオランダの名門アヤックスに在籍時代で、被害を受けた選手の鎖骨上の皮膚にその形跡が残り、7試合の出場停止処分を受けた。

その後に移籍したイングランド・プレミアリーグのリパブールでも昨年、ライバルのチェルシーDFイワノビッチ選手への噛み付きが判明し、同年4月に10試合の出場停止を命じられた。

W杯ブラジル大会で肩に被害を受けたと主張するイタリア代表DFのジョルジオ・キエリーニ選手は同国のスポーツ専門テレビ局に試合後、「彼は卑劣。国際サッカー連盟(FIFA)がW杯でスター選手の登場を欲していることを知って、あんな事をやる」と怒りをぶちまけた。

ツイッターではスアレス選手の今回の疑惑には批判が多く見られた。

だが、騒ぎに「便乗」した商魂を見せた企業もいる。

ウルグアイで展開するファストフード大手マクドナルドの店舗はスアレス選手に食事を提供すると発表。リバプールなどに展開するチキンのチェーン店は「おなかがすいたら、本当においしいものにかぶりつこう」などと宣伝している。

過去の試合で相手に耳を噛み切られた経験を持つプロボクシングの元有名選手もツイッターでスアレス選手の騒動に素早い反応を見せた。1997年のヘビー級タイトル戦でマイク・タイソンに耳を噛まれたイベンダー・ホリフィールドは「体の一部は食べ物に適しているのかね」とつぶやいた。

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