ジョージ・ハリスンさん追悼の木、ビートル被害で伐採

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故ジョージ・ハリスンさんの妻オリビアさん(中央)らが松の木の前で記念撮影

故ジョージ・ハリスンさんの妻オリビアさん(中央)らが松の木の前で記念撮影

(CNN) 世界的な人気バンド「ビートルズ」のメンバーだった故ジョージ・ハリスンさん追悼のため米ロサンゼルスのグリフィス公園に植えられていたクロマツの木が、キクイムシ(バーク・ビートル)の被害に遭って切り倒されたことが23日までに分かった。

公園内の遊歩道に面したハリスンさんの追悼碑の前には、切り株だけが残った。

市当局によると、キクイムシの被害が周りの木に広がるのを防ぐため、やむなく6月18日に追悼の木を切り倒したという。地元の政治家は「新しいハリスンさんの木を11月に植える」と話している。

松の木は2003年に植樹され、04年にハリスンさんにささげられて高さ3.6メートルに成長していた。切り株の前の記念碑には、慈善事業にも熱心だったハリスンさんをしのんで「アーティスト、ミュージシャン、そして園芸家として世界に触れた偉大な人道家を記念して」という文字が刻まれている。

ハリスンさんは2001年に肺がんのためビバリーヒルズで死去した。命日に追悼樹の周りに遺族や友人が集まって、ハリスンさんをしのんだこともあったという。

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