クローゼが独代表を引退、W杯最多の16ゴール サッカー
(CNN) サッカーのドイツ代表FWミロスラフ・クローゼ(36)が11日、代表からの引退を発表した。
クローゼはドイツ代表の公式ウェブサイトで「これまでも今も、私にとって最も重要なのはチームの成功」と断言し、「代表チームとして最大の目標を達成することができた」と述べている。
ドイツ代表のレーブ監督は「ミロスラフの決断を尊重する。一緒に仕事ができたことに感謝している」と語った。
ポーランド出身のクローゼは今年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会で2得点を挙げ、24年ぶりとなったドイツの優勝に貢献した。
2002年日韓大会では5得点を決めた。06年ドイツ大会でも5得点で得点王に輝いた。10年南アフリカ大会での4得点を合わせた通算16得点は、元ブラジル代表FWロナウドの通算15得点を抜いて新記録となった。
ドイツ代表として出場した通算137試合で、計71得点という通算ゴールの最高記録も達成している。
7月には、所属先のイタリア1部ラツィオとの契約が満了する今季を最後に現役引退するとも表明していた。