「変な英語名はダメ」、中国国営メディアが指南
(CNN) 中国では英語を学ぶ人が自分に英語名を付けるのが一般的。ところが「フィッシュ」「サプライズ」「ドラゴン」など変わった名前を名乗る人が後を絶たないことから、中国中央テレビ(CCTV)がこのほどニュース番組の中で、英語名の付け方を実例を挙げて指南した。
この中でCCTVは、多くの中国人が選びがちな「フィッシュ」「ロイヤー」「サプライズ」といった単語は「実際には名前ではない」と解説。「アインシュタイン」「オバマ」など有名人の名も「荷が重い」名前の実例として挙げた。
食品名の使用については「キャンディー、ロリー、シュガーといった甘い物にちなんだ名前は『頭の悪い女の子』、あるいは『ストリッパー』の名前と思われがち」と指摘し、「ガートルード」「ミルドレッド」といった古風な名前については「時代遅れで醜くさえ感じる」と一蹴している。
さらに「バンパイア」「サタン」「ダンブルドア」など宗教や超自然絡みの名も良くないと説き、「クリーミー」「バニー」などの名は性的意味合いを含むのでやめた方がいいとした。
一方、適切な名前の実例としては「エリザベス」「マイケル」「ウィリアム」「キャサリン」などを挙げ、「こうした英国風の名前は富のニュアンスを感じさせる」と解説している。