「ハドソン川の奇跡」 C・イーストウッド監督で映画化
(CNN) エンジン停止した旅客機が米ニューヨークのハドソン川に無事着水した「ハドソン川の奇跡」が、クリント・イーストウッド監督で映画化されることが分かった。米映画大手ワーナー・ブラザーズが2日に発表した。
USエアウェイズの旅客機は2009年、鳥に衝突されてエンジン停止に陥りながら、「サリー」ことチェスリー・サレンバーガー機長の冷静な判断でハドソン川に不時着した。乗客乗員155人全員は無事だった。
映画はサレンバーガー氏の手記をまとめた「機長、究極の決断(邦題)」を原作として、同氏の人生観や、事故の舞台裏で展開されたドラマを描く。
サレンバーガー氏はワーナー・ブラザーズの発表に、「才能ある語り手で映画制作者であるクリント・イーストウッド氏と、ベテランプロデューサーのアリン・ステュワート、フランク・マーシャル両氏が私の物語を手掛けてくれることをうれしく思う」とコメントを寄せた。
映画の公開日は現時点で未定。