テニスの元スター選手を容疑者と誤認、拘束映像が公開 米
ブラットン本部長によると、ブレーク氏を拘束した警官は外勤禁止の処分を受けた。この警官に対しては、2013年の逮捕時などでの過剰な実力行使を巡り2件の訴訟が提起されている。
映像公開に先立つ10日、ブラットン署長はブレーク氏に謝罪。デブラシオ市長も電話で謝罪の意を伝えていた。
ブレーク氏は11日、声明で「この不幸な事件が警察と市民の関係改善のきっかけとなるよう、自分の声を通じ働きかけていきたい」と表明。「私の身に起きたのは決して珍しいことではない」として、ニューヨーク市に対しこうした事件が頻発する地域を中心に、関係改善に向けた予算を増やすよう呼びかけた。