元仏代表ジダン氏、レアルの監督に就任 スペインサッカー
(CNN) スペイン1部のサッカークラブ、レアル・マドリードは4日、元フランス代表のジネディーヌ・ジダン氏を新監督に任命したと発表した。
ジダン氏は、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ぺレス会長とともにホームスタジアムで記者会見に出席し、「まずはチームを指揮するチャンスを与えていただいたクラブと会長に感謝したい。我々は世界最高のクラブであり、世界最高のサポーターに支えられている」と述べた。
現役時代、世界的な名手として鳴らしたジダン氏は、フランス代表として1998年のワールドカップ(W杯)制覇に貢献。2001年に当時の史上最高額となる移籍金でレアル・マドリードに加入すると、華麗なプレーの数々でサポーターを魅了した。
現役を引退後は指導者の道に進み、2014年からスペインの3部リーグに所属するレアル・マドリードのBチームの指揮を執っていた。
過去10度にわたって欧州王者に輝くなど世界屈指の名門クラブと目されるレアル・マドリードだが、現在のスペイン1部リーグでの順位はトップと勝ち点4差の3位。ラファエル・ベニテス前監督の最後の試合となった3日のバレンシア戦は2-2の引き分けに終わった。