米人気ドラマ「24」、新作製作へ ジャック・バウアーは引退
ニューヨーク(CNNMoney) 米FOXテレビは17日までに、テロリストとの戦いなどを描く人気アクション番組「24」シリーズの最新作の試験版の製作を決めたことを発表した。
最新作の題名は「24:レガシー」。シリーズ作品で主人公となっていた架空のテロ対策機関CTUのジャック・バウアー捜査官は登場しないことになった。同捜査官は米男優のキーファー・サザーランドが演じていた。
ただ、バウアー捜査官ついては過去のシリーズで死亡をにおわせながらもその後復活させた演出が数度みられ、最新作で登場する可能性もある。
また、他の役柄の出演俳優も総入れ替えにするとしている。
バウアー捜査官の代わりに帰国した米軍人のヒーローが米国を襲うテロ事件に立ち向かう活躍を描く。同テレビによると、1日24時間の分刻みで事件の進展を追う過去のシリーズの製作スタイルは変えないとしている。
試験版の作品の撮影はこの冬に始まる見通し。
24シリーズはエミー賞でも再三候補作品などになっており、2006年にはドラマ部門の受賞作となっていた。