イーグルスのグレン・フライさん死去、67歳
フライさんはギターとキーボードを担当し、「テイク・イット・イージー」などの楽曲ではリードボーカルを務めた。ホテル・カリフォルニアなどのヒット曲の多くは、フライさんとヘンリーさんが共同で作詞・作曲を手がけている。
ベストアルバム「グレイテスト・ヒッツ 1971―1975」は米国内で2900万枚を売り上げ、マイケル・ジャクソンの「スリラー」に次ぐ史上2位の記録を残した。
世界での売り上げは1億枚を突破し、1998年にはロックの殿堂入りを果たしている。
しかしメンバー同士の争いも絶えず、イーグルスは1980年に解散する。ヘンリーさんは18日の談話で、フライさんを「弟のような存在だった」としのび、「私たちは家族だった。そして大抵の家族と同様、ある程度の機能不全もあった。だが45年前に作り上げた絆は、イーグルスが解散していた14年の間も決して壊れなかった」と振り返った。
フライさんは1982年のソロアルバム「No Fun Aloud」でも成功を収め、俳優としても映画「ザ・エージェント」などに出演。イーグルスは1994年に再結成され、活動を続けていた。