ハリポタ作者、新作第2弾を発表 ラドクリフは再演に含み
(CNN) 魔法世界を舞台にした人気小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者J・K・ローリング氏は30日までに、新作をハリー・ポッター公式サイトの「ポッターモア」で公開した。一方、映画シリーズで主人公のハリーを演じた俳優のダニエル・ラドクリフ氏は、今後のシリーズ映画への出演に含みを持たせる発言をした。
ローリング氏が発表したのは「マジック・イン・ノース・アメリカ(北米の魔法)」シリーズの第2弾。マサチューセッツ州にあるイルバモーニー魔法魔術学校や、英国とは異なる米国の魔法界について語られる。
物語によれば、イルバモーニー魔法魔術学校は「グレイロック山の最も高い峰にあり、さまざまな強力な魔法により魔法使いでない人々の目から隠されている。ときおり、もやのような雲の渦の中に姿を現すことがある」という。
17世紀にこの学校を創立したのはアイルランド出身の魔法使い、イゾールト・セイアだ。
5歳の時に両親を殺され、おばのゴームレイス・ゴーントに引き取られる。だが両親を殺したのは実はこのおばだったことを知ったイゾールトは新世界に逃げのび、そこでイルバモーニーを創立する。
一方、ラドクリフ氏は、英誌ラジオ・タイムズに対して、「(出演するかどうかは)台本によるだろう」と、今後のシリーズ映画への出演に含みを持たせた。
「よほど思いもよらない状況になっていないと。ハリソン・フォードもハン・ソロについてそんなことを言っていたはずだけれど、結果としてどうなったかは見ての通りだ。だから現時点では『ノー』だけれど、将来的には前言撤回する余地を残しておく」とラドクリフ氏は述べた。