サッカー界から追悼の声相次ぐ、無償の選手貸し出しの提案も
(CNN) ブラジルのサッカーチーム、シャペコエンセの選手らを乗せたチャーター機がコロンビア・メデジン近郊に墜落した事故を受け、ソーシャルメディア上にはサッカー界を代表するクラブや選手などから、犠牲者を悼む書き込みが相次いで寄せられている。
ボリビアのサンタクルスからコロンビアのメデジンへ向かっていた旅客機が墜落したのは28日夜、乗員乗客77人のうち、29日までに、71人の死亡と、6人の生存が確認された。シャペコエンセの選手やスタッフらは南米のクラブ同士が争う「コパ・スダメリカーナ」の決勝第1戦を戦うため同機に搭乗していた。所属選手のうちこれまで生存が確認されているのは3人。
ブラジル代表のネイマール選手は自身のツイッターに画像とメッセージをアップし、シャペコエンセへの追悼と激励の気持ちを示した。またスペインのレアル・マドリードやバルセロナなどのクラブは、練習の際、選手らが輪になって事故の犠牲者に黙とうを捧げた。同じくスペインのアトレティコ・マドリードは、かつて所属していたクレベル・サンターナ選手が事故機に搭乗していたとして、ツイッターで「衝撃を受けている」とつづった。
ドイツでもバイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムントといったクラブが追悼のメッセージを寄せている。