日本代表、井上監督が語る柔道哲学 「投げられても立ち上がる、人生のよう」

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代表監督として各国の柔道のスタイル、潮流に対する分析に余念がない

代表監督として各国の柔道のスタイル、潮流に対する分析に余念がない

現在は監督として、選手たちが世界各地に出て行くことを奨励している。自分が海外で過ごしたことは「素晴らしく、想像を超える」経験だったという思いからだ。

12年ロンドン五輪で金メダルが女子の1個のみに終わった日本の柔道を立て直し、今年のブダペスト世界選手権では金8個を獲得するまでに導いた井上さん。現在の柔道界で、井上さん以上に説得力のある言葉を発信できる人物はそう多くない。

「どの国にも強みがあり、固有の戦い方がある。例えばモンゴル相撲や、ロシアの格闘技サンボのように。世界規模の柔道には、こういった要素が全て取り込まれてきている」と、井上さんは言う。

そのうえで「柔道本来の前提は、最小限の力で最大限の効果をあげるというもの。ブダペストではそれが実によく表れていたと思う。今の海外の選手たちが見せるテクニックのレベルは非常に高い」と強調した。

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