映画「ハン・ソロ」、興収振るわず スター・ウォーズ疲れ?
ニューヨーク(CNNMoney) 人気SF映画「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ最新作「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」が、米国などで劇場公開された。ディズニーによると、28日までの4日間の北米興行収入は推定1億100万ドル(約110億円)。オープニング興収としては、2002年以降のシリーズ作品の中で最も少なかった。
北米での興行収入は22日の時点で1億3000万~1億5000万ドルを予想していたが、25日には1億500万~1億1500万ドルへと引き下げられていた。
世界興行収入は1億4800万ドルだった。これに対して2016年12月に公開されたスピンオフ作品「ローグ・ワン」のオープニング興行収入は世界で2億9000万ドルを記録していた。
ハン・ソロの作品を巡っては、前回のシリーズ作品が公開されてから5カ月しかたっていないことなどから、相次ぐスター・ウォーズに対する「ブランド疲れ」を指摘する声もある。今シーズンは他の作品との競争も激化。28日は米国でメモリアルデーの休日に当たっており、連休中の劇場離れが進んでいることも一因になった可能性がある。
しかし、今後公開される本編の続編「エピソード9」に向けて、スター・ウォーズ・シリーズそのものは引き続き好調が予想されるとアナリストは解説している。