スペインとポルトガル、決勝トーナメント進出 W杯
(CNN) ロシアで開催されているサッカーワールドカップ(W杯)は25日、グループBの1次リーグ最終戦が2試合行われ、スペインとポルトガルが1次リーグ突破を決めた。スペインはモロッコと2-2で引き分けた。ポルトガルも1-1でイランと引き分けた。
スペイン対モロッコの試合はモロッコが前半14分に先制。スペインのMFイニエスタとDFセルヒオラモスの間でパスをうまくつなげず、センターサークル付近でボールを奪ったモロッコのFWブタイブがそのまま持ち込み、ゴールを決めた。
しかし、スペインもすぐに反撃。前半19分にイニエスタからの折り返しをMFイスコが決めて同点に追いつく。スペインはその後も不安定な試合運びを見せるがGKのデヘアがブタイブのシュートを足で止めるなどゴールは割らせない。
前半はこのまま1-1で折り返した。前半終了時点でモロッコに4枚のイエローカードが出るなど荒れた展開だった。
後半に入って先に点を取ったのはモロッコ。後半36分にゴールを決めて試合をリードする。しかし、スペインも試合終了間際に途中交代で入ったFWのアスパスがヒールキックで同点ゴールを決めた。いったんはオフサイドと判定されたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の結果、判定が覆って得点が認められた。
試合はこのまま2-2で終了。グループBの首位通過を決めたスペインは決勝トーナメント初戦で開催国のロシア代表と対戦する。