スピルバーグ版「ウェスト・サイド物語」、17歳高校生がヒロインに
(CNN) スティーブン・スピルバーグ監督によるリメイク版「ウエスト・サイド物語」のヒロインに、17歳の高校生が起用されることが16日までに分かった。
レイチェル・ゼグラーさんはこれまでも優れた歌唱力で注目を集めていた。だれもいないホールで、人気歌手レディー・ガガの主演映画「アリー/スター誕生」の主題歌「シャロウ」を歌う動画が、ソーシャルメディア上で拡散したのを見かけた人もいるだろう。
ウエスト・サイド物語は、ギャング同士の抗争の中で芽生えたトニーとマリアの恋の物語。ゼグラーさんはマリア役に抜擢(ばってき)された。
トニー役は若手俳優のアンセル・エルゴート。このほかアリアナ・デボーズ、デビッド・アルバレスら、ブロードウェイで活躍するミュージカル俳優の出演が決まっている。オリジナル版でアカデミー賞助演女優賞を受賞したリタ・モレノも、街角の店主という新たな役柄で登場する。
俳優ザック・ブラフ氏はツイッター上でゼグラーさんに「あなたの声はすごい」と称賛の言葉を贈り、マリア役への起用を祝った。
ゼグラーさんはインスタグラム上に歌の動画を多数投稿している。
someone: you use autotune
— rachel zegler (@rachelzegler) 2018年12月14日
me: pic.twitter.com/9sPBkDj2kf