ミス・ユニバース世界大会、南アフリカ代表に栄冠
(CNN) ミス・ユニバース世界大会の決勝が8日夜、米アトランタで開催され、南アフリカ代表のゾジビニ・ツンジさんが優勝した。
ツンジさんは「これまで育ってきた世界で、私のような肌や髪の女性が美しいといわれることはなかった」「そんな時代は終わる時が来たと思う」とコメントした。
最終選考にはツンジさんとともに、メキシコ代表のソフィア・アラゴンさんとプエルトリコ代表のマディソン・アンダーソンさんが残った。
アラゴンさんはコンテストで、「自分の美しさを天命のために使わなければ、それは単なる飾りにすぎない」と語った。
アンダーソンさんは「ミス・ユニバースの舞台に立つことはただの夢ではない」「私の使命が見つかったと確信している」と述べた。
世界大会の司会者は5年連続でスティーブ・ハーベイ氏が努めた。同氏は2015年、優勝者を間違えて話題になったが、今年は民族衣装部門の最優秀賞を発表した際、ステージ上で受賞者のフィリピン代表ではなくマレーシア代表を紹介して訂正される場面があった。
今年の大会にはミャンマー代表のスエ・ツィン・テットさんが、同性愛を公表した候補者として初めて出場していた。