中国サッカー 広州恒大、10万人収容の新スタジアム建設へ
(CNN) 中国プロサッカーの強豪、広州恒大が10万人を収容できる新スタジアムの建設に着手した。完成すれば世界最大のサッカー専用スタジアムとなる。
広州市が「花の都市」として知られることから、新スタジアムは花の形をイメージしたデザインを採用した。総工費は120億人民元(約1800億円)で、2022年末までの完成を目指す。
新スタジアムの建設は今月16日に始まった。不動産開発大手の広州集団の社長は声明で、新しいスタジアムについて、豪シドニーの「オペラハウス」や、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイの「ブルジュ・ハリファ」に匹敵する世界クラスの新しいランドマークとなるだろうと自信を見せた。
収容人数10万人のスタジアムが完成すれば、スペインの名門バルセロナが本拠地とするサッカー専用スタジアム「カンプ・ノウ」を上回ることになる。カンプ・ノウの現在の収容人数は9万9354人。
広州恒大は中国スーパーリーグ(1部)で8度の優勝経験があるほか、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)も2度制覇している。
中国スーパーリーグの開幕は2月下旬に予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い延期された。
Chinese side Guangzhou Evergrande have begun construction on their new 100,000-seat stadium, at an estimated cost of $1.7 billion pic.twitter.com/AWXLuZNtxy
— ESPN FC (@ESPNFC) April 18, 2020