韓国Kリーグの試合、観客席に配置された「人形」が物議
(CNN) 韓国プロサッカー、Kリーグの無観客試合で、FCソウルの観客席に配置された人形が物議を醸し、同クラブが謝罪した。
Kリーグは新型コロナウイルス感染拡大の影響で、予定より2カ月以上遅れて開幕した。FCソウルは光州FCと対戦した17日のホーム試合で、無人の観客席に人形を配置した。
一部の人形が掲げるプラカードには、「ラブドール」と呼ばれる女性の等身大人形などを扱う成人向け製品メーカーの名前が書かれていた。人形自体も胸が強調されるなど、マネキンというより成人用に見えたことから、視聴者らの批判が集中した。
FCソウルはこれを受けて、インスタグラムとフェイスブックに謝罪文を掲載。「ファンの皆さんに多大なご心配をかけたことを心から謝罪する」と述べた。
同クラブによると、人形は従来のマネキンより本物らしく作られているものの、一般の服飾店向けと説明を受けていた。成人向けではないことは事前に繰り返し確認していた。ただし当日、成人向け製品の広告が掲げられていたことには気付かなかったという。