全米女子OP、笹生優花が優勝 影響を受けた選手は「ロリー・マキロイ」
(CNN) 女子ゴルフの笹生(さそう)優花(19)が6日、米サンフランシスコで開かれた全米女子オープン選手権で優勝した。フィリピン人プレーヤーとして初のメジャー大会優勝を飾った。
笹生は優勝後、CNNのインタビューに応じ、男子ゴルフのロリー・マキロイに影響を受けたことに触れた。
マキロイがツイッターやインスタグラムで笹生について投稿している点を問われると、「彼はすばらしく、とても嬉しい」と返答。
どのようにマキロイのスイングを学んだのかとの質問には、「13歳のときにユーチューブを使い始めた」と述べ、マキロイが全米オープンで8打差で優勝したときに言及。マキロイがとてもいいスイングをしていて、まねをしようとしたところから始まったと語った。
笹生が手本にしたというマキロイ選手/Andy Lyons/Getty Images
マキロイがインスタグラムやツイッターで自分のことに言及してくれるとは思ってもみなかったとも答え、実際に会ってマキロイのサインをもらったり写真を撮ってもらえたりしたらと語った。
コンディションと相談しながら
19歳11カ月17日での同大会の優勝は、朴仁妃(韓国)の持つ最年少記録と並ぶ形となった。
近郊のデイリーシティーにはフィリピン系人口が多く、大会期間中は笹生に大きな声援が飛んだ。
最終日、首位と6打差でスタートした畑岡奈紗が猛追し、最後の6ホールで3バーディーを決めて笹生とのプレーオフにもつれ込んだ。だがプレーオフ3ホール目で笹生がバーディーを決めて、初のメジャータイトルを手にした。
だが笹生はプレーオフのプレッシャーに加えて、体調面もよくなかったという。