フィル・コリンズさん、ドラム演奏できず 健康問題を告白
(CNN) 英ミュージシャンのフィル・コリンズさん(70)が、健康問題のためにドラムを演奏できなくなったと告白した。
コリンズさんは、ロックバンド「ジェネシス」の再結成ツアーの宣伝のため、メンバーとともにBBCの番組に出演。この中で、同バンドのドラムは息子のニック・コリンズさんが担当することになったと明かした。
自身がドラムを演奏しない理由については「本当はそうしたいんだけれど、この手でスティックを持っているのがやっと。体のことが邪魔している」と打ち明けた。
さらに、「私は体に少し不自由がある。本当は息子と一緒に演奏したいのに、とてももどかしい」と語り、自身は同バンドでボーカルを担当することを明らかにした。
ツアーは新型コロナウイルスのため延期になっていた。今回のツアーが終了後、再びツアーを行うかどうかは分からないとコリンズさんは言い、「私たちは全員がこの年代の男なので、多分これで一段落だと思う」「私に関しては、もうこれ以上ツアーに出かけたいと思うかどうかは分からない」と話した。
コリンズさんは何度も骨折を繰り返し、2015年に受けた背中の手術で神経を損傷した。17年に転倒してからは、杖をついて歩行するようになった。