ジョコビッチ選手、豪州から国外退去 裁判所がビザ取り消しを支持

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全豪オープン前の練習に姿を見せたジョコビッチ選手=14日、メルボルン/Martin Keep/AFP/Getty Images

全豪オープン前の練習に姿を見せたジョコビッチ選手=14日、メルボルン/Martin Keep/AFP/Getty Images

(CNN) 男子テニスの世界ランキング1位、ノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)がオーストラリア政府に入国ビザ(査証)を取り消され、不服を申し立てていた問題で、豪連邦裁判所が16日、政府側の決定を支持する判断を下し、同選手は国外へ退去した。

ジョコビッチ選手は同日、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ行きのエミレーツ航空機でオーストラリアを出発した。

豪連邦裁判所の判事3人はこの日のオンライン審理で、同選手の不服は認められないとの判断を全員一致で下した。理由は公表しなかった。

同選手は裁判所の判断を受けて「大変失望している」と述べる一方、国外退去に応じると表明。この数週間、自身の問題が注目の的になっていたのは不本意だとして、全豪オープンの成功を祈った。

ドバイ到着後の行き先は確認されていないが、セルビアのブルナビッチ首相は国内紙とのインタビューで同選手への支持を改めて表明し、帰国を待っていると述べた。

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