テニス全豪OP ラファエル・ナダルが優勝、4大大会単独最多に

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ダニル・メドベージェフを逆転で下し優勝を遂げたラファエル・ナダル/Martin Keep/AFP/Getty Images

ダニル・メドベージェフを逆転で下し優勝を遂げたラファエル・ナダル/Martin Keep/AFP/Getty Images

(CNN) テニスの全豪オープンは30日、男子シングルスの決勝が行われ、ラファエル・ナダル(スペイン)がダニル・メドベージェフ(ロシア)を2―6、6―7、6―4、6―4、7―5と逆転で下して優勝を遂げた。ナダルにとっては4大大会の男子シングルス単独最多となる21度目の優勝となった。

ナダルは4大大会の優勝数でノバク・ジョコビッチとロジャー・フェデラーの20勝を上回った。ジョコビッチはビザ(査証)が取り消されたためオーストラリアへの入国が禁じられていた。

ナダルに対しては足のけがで昨年後半はプレーしていなかったため、全豪オープンでプレーできるだけの体調にあるのかどうか疑問も出ていた。

勝利を喜ぶナダル/Ella Ling/Shutterstock
勝利を喜ぶナダル/Ella Ling/Shutterstock

35歳のナダルは約5時間半にわたる熱戦に勝利を収め、4大大会で十分プレーできるだけでなく、優勝回数を伸ばすことも現実的に可能であることを証明した。

ナダルはコートでのインタビューで、キャリアの中でも最も感情的な試合のひとつであり、メドベージェフと対戦したことを光栄に思うと述べた。

ナダルは「正直に言えば、1カ月半前は再びツアーに復帰できるのかわからなかった。そして、きょう、わたしはあなたたちの前で再びトロフィーを持っている」と振り返り、支えてくれた人たちに謝意を示した。

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