氷点下17度でW杯予選、過酷な環境に「ありえない」とホンジュラス反発
「選手たちは更衣室で不快な思いをしていて、点滴を受けている選手もいる。サッカーは苦しむためのものじゃない。こんな試合は良くない」
一方、米代表のグレッグ・バーホルター監督は、海外で行うW杯予選で選手たちが条件の変化に対応しなければならないのは普通のことだと反論している。
「寒波が来てしまえば私たちにはどうしようもない。そうなった場合にできるのは、防寒具を着けて出場し、リスクの軽減に努めることだけだ。私たちはそうした」とバーホルター監督は強調。サッカー連盟は「安全な環境」を整えるため、ホンジュラスの選手や関係者に防寒具を提供したと付け加えた。
この試合に勝利した米国は北中米カリブ海地区予選で2位をキープ。ホンジュラスは最下位にとどまっている。