米大リーグが選手会と新労使協定で合意、開幕は4月7日
選手たちは合意に沸き立っている。コロラド・ロッキーズのカイル・フリーランド投手は「現在、家中のドアやデバイス、車のロックを解除してお祝いしているところだ。野球が戻ってくる」とツイートした。
シンシナティ・レッズのアミール・ギャレット投手はロックアウトが間もなく終わることを祝い、ツイッターに「野球をしよう。ようやく」と書き込んだ。
マンフレッド氏は記者会見で、ロックアウトによって望んでいたことを実現できたか、との質問を受けた。
「スポーツの世界では、オフシーズンのロックアウトは、協定の失効前に合意できない場合に試合を犠牲にせず合意に至るための最も効果的な方法だと信じている」とマンフレッドは述べた。失効する前に合意できることを常に強く願っていたが、今回はそれができなかったとした。
「失効前に合意できないことが明らかになった時点で、ロックアウトがプロセスを進めるのに役立ったと確信している。もし、ロックアウトなしでシーズンを迎えていたら、今日の合意はなかったと思う」と述べた。
同氏は、選手たちの懸念に対処しようとするリーグの努力を、休戦提案のように受け止めてくれることを望んでいるとも話した。
「この合意には、国際的なドラフトやルールの変更といったテーマについて、より定期的に選手と対話するためのプロセスが盛り込まれている。そうした積極的なやり取りが、今後より良い関係を築くのに役立つと思う」と語った。