米アカデミー、ウィル・スミスさんの平手打ちに「憤慨」 対応決定に数週間か
(CNN) 米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは、ウィル・スミスさんの授賞式での振る舞いに「動揺し、憤慨している」と書簡で会員に伝えた。スミスさんの今後に関する重要な会合が開かれる数時間前にCNNはこの書簡を入手した。
アカデミーのデビッド・ルービン会長とドーン・ハドソン最高経営責任者(CEO)からの書簡によると、アカデミーはスミスさんへの「適切な対応」についての「決定」に取り組んでおり、「数週間かかる」可能性があるという。
スミスさんは27日夜に開催された授賞式のステージで、スミスさんの妻、ジェイダ・ピンケット・スミスさんについてジョークを言ったプレゼンターのクリス・ロックさんを平手打ちしたことで非難を浴びている。
書簡では、対応を決めるプロセスはアカデミーの基準を維持しつつ、関係者全員に対して便宜的かつ敬意に満ちた方法で行われるとしている。
CNNが先に報じたように、アカデミー理事会は30日に毎年恒例となっている授賞式後の会合を開く。情報筋によると、スミスさんの平手打ちが「主な優先事項」になっているという。
会合は午後に行われる予定だ。