元WWEレスラーのサラ・リーさん死去、30歳 「タフイナフ」の優勝者
(CNN) 米プロレス団体WWEとの契約を競うリアリティー番組「タフイナフ」の2015年優勝者、サラ・リーさんが死去した。母親がSNSに投稿した声明で明らかにした。30歳だった。
母親は声明で、「私たちのサラ・ウェストンが神の元に旅立ったことを沈痛の思いで報告する」と説明。「皆ショックを受けていて、諸々の手配はまだ済んでいない」と述べ、喪に服する遺族を尊重するよう求めた。
リーさんは元WWEレスラー、ウェスティン・ブレークさんと結婚していた。2人の間には3人の子どもがいる。
リーさんはファン投票で「タフイナフ」の女性優勝者に選ばれた後、地元紙の取材に「ファンが私に共感できるのは、私が普通の女の子だからだと思う」「私は自分らしくしているだけ」と語っていた。
同紙によると、リーさんはミシガン州の小さな町ホープの出身で、10年に卒業した同州サンフォードの高校では陸上部に所属していた。パワーリフティングの競技に取り組んだこともある。
No tweet or amount of words can bring back this beautiful human, but all of my heart goes out to @TheWestinBlake & their family. Sara Lee will be missed greatly. ♥️
— CHELSEA GREEN (@ImChelseaGreen) October 6, 2022
The photo on the left is how I will always remember her - laughing, smiling, carefree. pic.twitter.com/XLlLFXDOcF
リーさんはWWEから25万ドル(現在のレートで約3600万円)相当の契約を勝ち取ったが、16年に契約を解除された。
訃報(ふほう)を受け、レスラーのチェルシー・グリーン氏は「どれだけツイートや言葉を重ねても、この美しい人が戻ってくることはない。それでも私の心はウェスティン・ブレークさんとその家族と共にある」と述べ、リーさんの死を悼んだ。