ブラジルが圧巻のプレーで魅了、韓国退け準々決勝進出 カタールW杯
(CNN) サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会は5日、決勝トーナメント1回戦が行われ、ブラジルが韓国を4―1で破った。優勝候補と目される理由を見せつける圧巻のパフォーマンスで8強入りを決めた。
ブラジルは序盤からビニシウス、ネイマールがゴールを決めるなど、前半だけで4点をリード。この時点で勝敗の行方を決定づけた。韓国の守備の乱れをブラジル攻撃陣が鮮やかなプレーで突き、ここまで今大会で最も一方的な試合展開となった。
ブラジルはゴールを挙げるたび、選手同士の息の合ったダンスで得点を祝った。
後半に入るとブラジルはペースを落とし、次戦に向けて体力を温存し始めた。8強に進んだブラジルは9日、日本を下したクロアチアと対戦する。
韓国は残り時間15分、白昇浩(ペクスンホ)のロングシュートがブラジルDFのチアゴ・シウバに当たってコースが変わりゴール。一矢を報いた。
「王様」のペレさんを応援する横断幕が掲げられた/Michael Steele/Getty Images Europe/Getty Images
ブラジルでは最近、元代表選手で「王様」と呼ばれたペレさん(82)がサンパウロの病院に入院したというニュースが流れた。これを受け、選手らは試合後、ピッチ上でペレさんを激励する横断幕を掲げた。