アカデミー賞のせいで深刻な体調不良、英女優エマ・トンプソンが告白
ロンドン(CNN) 2回のアカデミー賞受賞経験を持つ英女優エマ・トンプソン(63)が、アカデミー賞のせいで深刻な体調不良に見舞われていたと打ち明けた。
トンプソンはネットフリックスの「マチルダ・ザ・ミュージカル」にトランチブル校長役で出演。ラジオ・タイムズ誌のインタビューの中で、有名になったことで対処が難しくなったと感じることがあるかと質問された。
トンプソンは1993年に「ハワーズ・エンド」でアカデミー主演女優賞を受賞。3年後には「いつか晴れた日に」で脚色賞を受賞している。
「オスカーに行かなければならなかった時は、2回ともものすごく気分が悪くなった。そのプレッシャーと脚光は強すぎると感じた。それはものすごかった。その後は暗い部屋で横になりたいと思う。『お願いだから私に質問したり、自分自身のことを話させたりしないで』と考える」
トンプソンは同誌にそう語り、「私はすぐに、仕事のこの部分に対して一種のアレルギーを持つようになった。私は運がいいけれど、もしジェームズ・ボンドだったら大変だったと思う」と話している。