シューマッハ氏の家族、AIの偽インタビュー巡る法的措置を検討
(CNN) フォーミュラワン(F1)総合優勝7回を誇るミハエル・シューマッハ氏(54)の家族の代理人は20日、ドイツの雑誌が人工知能(AI)を使った偽インタビューを掲載したことを受け、法的措置を検討していると明らかにした。
シューマッハ氏は2013年12月のスキー事故で脳損傷を負って以降、公の場に姿を見せていない。
ドイツの週刊誌ディ・アクトゥエルは今月15日、笑顔のシューマッハ氏の写真を表紙に掲載。「ミハエル・シューマッハ、初インタビュー」との見出しを付けた。
この見出しには「紛らわしいほどリアル」との小見出しも添えられている。
偽インタビューが登場するのは8ページ目で、「私の人生は一変した」との見出しと共に、事故後の家庭生活や容体について話すシューマッハ氏の架空の発言が引用されている。