元NBA選手のドワイト・ハワード氏、台湾を「国」と発言 中国で反発

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元NBA選手のD・ハワード氏(左)が、台湾の頼清徳副総統と観光PR動画に出演/Lai Ching-te/Facebook

元NBA選手のD・ハワード氏(左)が、台湾の頼清徳副総統と観光PR動画に出演/Lai Ching-te/Facebook

(CNN) 米プロバスケットボール(NBA)の元選手、ドワイト・ハワード氏(37)が台湾の頼清徳(ライチントー)副総統と出演した観光キャンペーン動画で台湾を「国」と呼び、中国国内で怒りを買っている。

NBAオールスターチームに8回選出された経歴を持つハワード氏は昨年11月、ロサンゼルス・レイカーズから台湾の桃園レオパーズに加入。以来、台湾で大きな人気を集める。

インターネット上の2分間の動画には、「台湾に来てから、この国に対して全く新しい認識を持つようになった。この場所にとても大きな愛着を感じている」と語るハワード氏の姿が収められている。

台湾は自前の軍隊や通貨、憲法、選挙で選ばれた政府を持つ自治的な民主主義の地だが、世界のほとんどの国は独立国と認めていない。

中国共産党は台湾を統治したことは一度もないものの、自国の領土の一部だと主張し、中国本土との「統一」のためには武力行使も辞さない姿勢を示す。

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