中国で拘束の韓国サッカー選手が帰国

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2022年サッカー・ワールドカップ(W杯)出場時に記者会見する孫準浩氏/Lee Jin-man/AP/File

2022年サッカー・ワールドカップ(W杯)出場時に記者会見する孫準浩氏/Lee Jin-man/AP/File

(CNN) 韓国外務省は25日、中国で昨年拘束された韓国人サッカー選手、孫準浩氏が帰国したと発表した。

孫氏は中国北東部の遼寧省で昨年5月、国家機関職員以外による収賄の容疑で公安当局に拘束されていた。

韓国外務省は複数の窓口を通して中国当局と連絡を取り、「迅速で公正なプロセス」への協力を呼び掛けていた。釈放の詳細な経緯は公表していない。

孫氏は中国スーパーリーグの山東泰山に所属。同チームは2021年にリーグ優勝を収めた。同氏は韓国代表として、22年ワールドカップ(W杯)にも出場した。韓国はW杯の決勝トーナメントに進出した。

国営メディアによると、中国で外国人サッカー選手が捜査対象となり拘束されたのは、04年のスーパーリーグ発足以降初めて。

中国当局は最近、サッカー界の上層部による汚職の取り締まりを強化してきた。共産党の監視機関がサッカー協会の幹部らを捜査している。

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