女子砲丸投げの米スター選手、黒いフェースマスクにサングラスで出場 「女性を勇気づけたい」

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女子陸上砲丸投げ予選でプレーするレーベン・ソーンダーズ選手/Michael Kappeler/dpa/AP

女子陸上砲丸投げ予選でプレーするレーベン・ソーンダーズ選手/Michael Kappeler/dpa/AP

(CNN) 女子陸上砲丸投げに出場した米国のスター選手、レーベン・ソーンダーズは18.62メートルを記録し9日の決勝進出を決めた。予選グループで4位、全体で7位だった。

この予選でのソーンダーズのいでたちが物議を醸している。

ソーンダーズは競技中、黒いフェースマスクとカラフルなサングラスを着用。この格好は人々に自分らしくいるよう刺激を与えるためのものだったという。

決勝進出を決めた後、ソーンダーズは「これは自分を目立たせる方法の一つであり、他の女性を勇気づけたいと思っている。若い選手がたくさん出てきて、自分のスタイルを本当に押し出している。砲丸投げの選手の出番は限られているが、私たちには独自のスタイルがあり、どんな短距離走者やジャンパーにも負けないほど大きな、輝かしいことができる。だから私たちもスポットライトを浴びるに値する」と語った。

ソーンダーズが競技中にマスクを着用したのは今回が初めてではない。ソーンダーズは近年、奇抜ないでたちで有名になっている。

ソーンダーズのインスタグラムには、DCコミックスのキャラクターである「ジョーカー」の笑顔から「ハルク」のしかめっ面をまねたものまでさまざまなマスクを着用して競技に出場したときの写真が数多く投稿されている。ソーンダースのニックネームは「ハルク」だ。

ソーンダーズは、3年前の東京五輪で獲得した銀メダルを上回る成績を目指している。

東京大会のメダル授与式で、他のメダリストとともに写真撮影に応じたソーンダーズは、両腕を上げて交差させた。これは「抑圧されているすべての人々が出会う交差点」を表していたという。

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