フランスの女子陸上選手がプロポーズ、今大会3組目 パリ五輪

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決勝戦後、パートナーと抱き合うアリス・フィノ選手=6日/Hannah Peters/Getty Images

決勝戦後、パートナーと抱き合うアリス・フィノ選手=6日/Hannah Peters/Getty Images

(CNN) パリ五輪で6日に行われた女子3000メートル障害決勝で、4位入賞と欧州記録更新を果たしたフランスのアリス・フィノ選手が交際相手にプロポーズする場面があった。

フィノ選手はレース後、スタンドにいるボーイフレンドの元に向かって行きプロポーズ。会場のスタッド・ド・フランスは心温まる雰囲気に包まれた。

フィノ選手はメダルを獲得した3選手に続いて8分58秒67でフィニッシュし、欧州記録を更新した。女子4選手が9分を切るタイムでレースを終えるのは五輪史上初だった。

フィノ選手はレース後、「自己ベストを7秒更新した。これは欧州記録に当たる」「自分を表現できた。自分を表現できるかどうかはいつも分からない。レース前は不安でいっぱいだった」などと語った。

歴史を作った競技の最中には、地元フランスの観客から大声援を受けた。

「素晴らしい雰囲気だった。周囲が震えていた。レースは私を武者震いさせてくれ、気持ちが高まる」「この瞬間を皆さんと共有できた感じがした。唯一無二の瞬間だった。二度とこんな体験できないと思う。永遠に記憶に残る」(フィノ選手)

今回の五輪でのプロポーズは少なくとも3回目。中国バドミントンの黄雅瓊選手は交際相手のバドミントン選手、劉雨辰選手からプロポーズされた。パリ五輪の公式サイトによると、アルゼンチン選手2人も五輪村で婚約したという。

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