井上尚弥がタイトル防衛、TKOでドヘニーを下す
(CNN) 4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(31)は3日、TJ・ドヘニー(37)=アイルランド=と防衛戦を行い、7回にTKOで勝利してタイトルを防衛した。
井上は開始早々からリングを支配し、スピードとパワーでドヘニーを上回った。
ドヘニーは7回16秒にひざをつくと、そのまま試合は終了した。ドヘニーは腰を痛めたようだった。ドヘニーはリングを降りる際も両脇を支えられていた。
井上はこれでWBA、WBO、WBC、IBFの4団体のタイトルを防衛。戦績を28戦全勝とした。
東京の会場には数千人のファンが集まったが、ドヘニーが早い段階で試合を止めたことで消化不良な幕切れとなった。
試合後、井上のプロモーターを務める米トップランク社のボブ・アラム最高経営責任者(CEO)は、次の試合は日本で年末に開催し、来年は米ラスベガスで試合を行うとの見通しを明らかにした。