ブルース・スプリングスティーンもハリス氏支持を表明 米大統領選
(CNN) 音楽界のスーパースター、ブルース・スプリングスティーン氏が3日、11月の米大統領選挙で民主党のカマラ・ハリス、ティム・ウォルズ正副大統領候補を支持すると表明した。
スプリングスティーン氏はインスタグラムの公式アカウントに同日掲載した動画でハリス氏支持を表明。「カマラ・ハリスとティム・ウォルズは、階級、宗教、人種、政治的観点、性自認を問わず、全ての人を尊重し、包み込む国を展望している」「それはまさに、私が55年間一貫して描き続けてきた米国の展望だ」と語った。
さらに、「恐らく南北戦争以来、この偉大な国が今ほど政治的、精神的、感情的に分断されていると感じたことはなかった」と述べ、「私たちを偉大な合衆国たらしめている、この共通の価値観と共有された物語は、もう一度再発見され、再び語られる日を待っている」と訴えた。
米音楽界ではほかにもテイラー・スウィフト、キャロル・キング、チャペル・ローンなどの各氏がハリス氏支持を表明している。
スプリングスティーン氏は前回2020年の大統領選挙でも民主党のジョー・バイデン陣営の宣伝に協力した。一方で、共和党大統領候補のドナルド・トランプ前大統領には批判的だった。17年にはトランプ氏に対する抗議の楽曲に参加。バラク・オバマ元大統領と共にポッドキャストの共同司会も務めた。