スーパーマンの愛犬、来年公開の新作に登場 監督が引き取った保護犬に着想
(CNN) 映画「スーパーマン」シリーズのジェームズ・ガン監督は15日、スーパーマンの愛犬のスーパードッグ「クリプト」を、来年夏に公開予定の次回作「スーパーマン:レガシー」に登場させると発表した。
ガン監督はX(旧ツイッター)への投稿で、スーパーマンと犬が並んで座る画像や、自身と愛犬の写真を公開。クリプトのキャラクターは、自身がスーパーマンの脚本を書き始めて間もなく引き取った愛犬の「オズ」に着想を得たと告白している。
「オズはほかの60匹の犬たちと一緒に裏庭の囲いで飼われていて人間を知らなかったので、問題があった」「我が家にやってくると、たちまち家や靴や家具、それに私のノートパソコンまで破壊した。触らせてくれるまでにはずいぶん時間がかかった」(ガン監督)
スーパーマンの愛犬のスーパードッグ「クリプト」/Cartoon Network
そこでふと、「オズがもしスーパーパワーを持っていたらどれほど大変だっただろう」と思いつき、それが脚本にクリプトを登場させるきっかけになったという。「オズが私の人生を変えたように、クリプトはストーリーの形を変えた」とガン監督は記している。
今回の投稿については、毎年10月の「保護犬の里親になろう月間」に合わせたと言い添えた。
スーパーマン:レガシーはDCスタジオとワーナー・ブラザーズの制作で、2025年7月11日に公開予定、デービッド・コレンスウェット(スーパーマン/クラーク・ケント役)、レイチェル・ブロズナハン(ロイス・レイン役)、ニコラス・ホルト(レックス・ルーサー役)などが出演する。